Vistaユーザは自作パソコンを楽しめなくなるんです。 詳しくは私・高崎の2006/10/18ブログ記事 [Vista] 自作ユーザ壊滅!?新ライセンス体系で を御覧ください。 残念ながら私はVistaを買う気がなくなりました(涙)。Windows95、Windows98、WindowsXPは夜中に並んだりして発売早々に買った人間なんですけどね(;_;) |
ゲームの為にビデオボード拡張
・したいゲームの要求スペックが...
・ベンチマークの結果
・でもゲームは!
・GeforceFX5200は地雷!?
・Celeron1.7GHzはまだ続く...
冷却しま〜す-ケースファンとHDDファンの導入
・温度管理をする今日この頃
・疑問1 ケースファンのサイズ
・疑問2 音のうるささ
・疑問3 ケースファンの回転数検知
・疑問4 ファンの電源は?
・で、疑問の解消へと一休み
・結局購入したのは....
・ところが接続の段階で...
・しかしそれだけでは終わらなかった..再度の購入
・完了、我がデスクトップケースエアーフロー整備!
ゲームの為にビデオボード拡張 2005年春 構成 目次 |
私はすっかりパソコン自作派になっているが、残念ながら自作マニアではない。だからあまり最新のハードウェアにするのは興味がない。
自作派だからパソコンショップでぶらつくのはそれなりに楽しいが、新品で値の張るパーツ類はどこか縁遠いのが実際のところだ。そして自分と一番縁遠い気がするのが何万円もするビデオカードである。
パソコンはハードウェアの高スペック化が進みすぎ、実際に必要なアプリケーションソフトには現在最新で売られているほどの高スペックは必要ないと言われてから数年が経つ。実際、この文章もCeleron300MHzの愛機のノートパソコンで書いているわけで、私はデスクトップパソコンで必要な作業はほとんどノートパソコンでも出来るようにしているのだ。
その最たる部分がビデオチップの部分だという。すなわちバリバリ3Dのゲームをしない限り、現在の128MBとか258MBとかのメモリを持ったグラフィックアダプターは不要だという。実際、私もそれについては「掴んでしまった不動品」で言及したりした。というわけで、ビデオボードについては過去に「結局、ビデオボードは... 」とか「意外に微妙な差のあるビデオボード」とかで書いた程度で、32MBのATIのやつで満足していた....つもりだった。
が、昨年後半、実はショッキングなことがあった。
AT-ATかっこいいな〜。上の画像は勿論映画版スターウォーズの「AT-AT」の登場画面。 |
私はスターウォーズ「帝国の逆襲」に出てくるAT-AT別名「スノーウォーカー」という、4本脚のロボットというか、乗り物が大好きだ。どれくらい好きかというと、こことかこことかで見せびらかしたり、こんなコマ撮りアニメ(5MBもあるのでナローバンドの人は注意)を作っちゃうくらい好きだ(ちなみに元の映画の映像もコマ撮りアニメだ)。
で、そんなおり、昨年の夏にAT-ATを思う存分楽しめるゲーム「スターウォーズ バトルフロント」がパソコンとPS2で出ると聞いた。ちょっと楽しみにしていたのだが、実際発売されて、なんとなく要求パソコン版でのスペックを見てみると、
ビデオメモリ128MB以上推奨(64MB必須)
とあるではないか!32MBで満足していた私は追ったまげてしまい、しばらく諦めることを決断した。たかが一ゲームのためにビデオボードをアップさせるのなんて面倒くさいと思ったからだ。
しかしながらパソコンショップに行く毎に、物欲しそうに上のゲームを見る。さらにはコミュニケーショングループとして気に入ったMIXIで「AT-AT」のコミュニティがあってそこで楽しい思いをしたりするうちに、やはり欲しくなり、覚悟がついた。
だが前述の通り、ビデオボードの導入から検討しなくてはいけない。そんなわけで調査開始。オークションを見ると128MBのグラフィックボードも5000円程度で手にはいるようになっているようだ。
最初、オークションで「玄人志向 GF4T42008-A128C」を入手。ところがこれが珍しく不良品。一応画面は映るがボード上のファンが回転しない。これは非常に危ない。出品者は気が付いていなかったらしい。まあ出品者の方は出来た人だったので、往復送料を含めて返金してくれたので私の金銭的な被害は少なかった(時間は無駄にしたがまあこれが「便利な」オークションのリスク部分だ)。玄人でもないのに玄人志向に手を出したりしたのがまずかったのだろうか?
それにしてもオークションの取引は出品・落札含めて200以上行ってきたが、返品はとても珍しく、初めてではないかという気がする。返品・返金は往復の送料と振込手数料と、そして何より時間が無駄になるだけで、これほど出品落札両者にとって痛いことはないので、だからこそ出品者も落札者も慎重になるわけだ。
一度私が出品の時に返品になりかけたが、落札者の返品希望理由が納得できなかったので、交渉したところ、御自分でメーカに交換して貰ったそうだ。
まあそれはともかく、一度の返金くらいでは諦めず、次は「ASUS V9520/TD GeForceFX5200 128M」というもの。マザーボードでいつもお世話になっているASUSのに決定。送料込みで4700円弱。
3〜4ヶ月前までは6000円とかで落札されていてたものもある。動作確認済みならば送料含めて4700円はまあまあお得な値段だ。もともとは2003/04には15000円とかしていた品だが、すでにその後継製品の「ASUS V9520-X/TD GeForceFX5200 128M」が辛うじ店頭に残っている状況で、ほとんど新品市場には残っていない。
で、目出度く動作。ゲーム「バトルフロント」もラッキーなことに新品をオークションで4100円弱で入手。AMAZONでは新品が6700円、入札したけど勝てなかった新品も6000円近くになっていたのに比較すれば、1500円ほど安く入手できたことになる。入手した品はあまり新品が強調されていなかったため、その値段で落札できてしまったようだ。
3Dゲームの為に買ったビデオボードにも拘わらず、ベンチマークテストでは無惨にももかなり低い値。まあしかしこんなので上を目指していたら切りがないしなあ....しかもこのベンチマークテストは一世代古いバージョン。最新のバージョンでの結果は話にならんのだ。 |
最新を追うことに興味がないので、ベンチマークテストも興味がないのだけど、そういえば以前32MBのボードでお話にならなかった3DMark2001のベンチマークをやってみる。
が、4400代しか出ない....がんっ。皆さんの結果はこんな感じなので、全然下の方。でも同じ値くらいの他の方を見ると、まさしく私と製品は似ている。CPUは1〜2GHzで、GeForceFX5200とか、GeForceFX5700とか。RadeonだとRadeon7500とかRadeon9000とか。
なるほど〜、所詮は古い製品というか、というか安物なのね.....(発売当初から1万円代ってビデオカードにしてはかなり安い)
テストの画面は結構滑らかに動いているんだけどね〜。
そういうえば昨今は3Dのパソコンゲームというとファイナルファンタジーが流行のようなので、そのベンチマークテストもやってみる。うっ、これはデモ画面も結構カクカクだなあ....つい最近のゲームだもんね。で、結果は1300代らしい。これすごい低い気がするなあ...
ああ、AT-AT様の素晴らしいお姿...それにしてもこんな迫力のあるコンピュータゲームが家庭で出来るようになろうとは.... |
素晴らしいです!バトルフロント。しかも改めて調べたら、シングルプレイ(=ネット対戦でない)場合、それほど高スペックでなくても優しい作りになっているそうで、全然快適に動く〜。その(AT-AT場面の)素晴らしさは別なところで語りませう。
しかも以前に買ったStar Wars: Rogue Squadronに関して、「タイトルがなんかゴーストになっていて、全然読めないよーなー......きのせいかな?それとももともと98のゲームだからXPだと駄目なのかな」と思っていたら、今回のビデオボードで解消。ビデオボードのせいだったのか....スペックは足りていたはずだけど。
MIXIのコミュで「地雷」という言葉を知る。ビデオチップGeforce5200には地雷のものが結構あるという。
ちょっと慌てて調べたところ、どうも通常の仕様表示の動作スペックをきちんと満たしていないものがあるそうだ。具体的なこととしてはメモリバス幅128bitで稼働できるのに、64bitでしか動くようになっていないものなどがあるという。どちらで動作しているかはボード上のチップの数や、RivaTunerというソフトを使えば判断できるらしい。パソコン全体のスペックを調査できるEVERESTでもたぶん判定可能。
調べたところ、私のところのものは128bitで動いていた。地雷じゃなかったわけだ。良かった良かった。まあでも大した品でないのは「Shima」氏のホームページ「各ビデオチップについて」(この頁、ビデオカードを買う際にとっても参考になりそうだ)などで書いてあり、「3D性能がいらず(2Dのみで)、画質がよく、安定するGPUがほしい人向け。単純に性能が足りないため、3Dゲームには向かない。」という評価。
まあでもバトルフロント以外には3Dのゲームなんかやらないのでまあいっか。安定とか書いてあるのは嬉しい。
というか考えてみると今回ビデオカードを買うのに、全然検索で評価を調べなかったな(汗)。上の頁みたいにきちんと評価している頁があるのにね。最近のオークションの買い方って、オークション統計頁で相場を調べて、その相場より安かったら良しとする、みたいな感じになっていて、あまり真面目に情報を集めていない。
改めて調べてみると、最近のVGAはGeforceとRadeonの二つが2大ビデオカードだという。それすら認識していなかった(汗)。
そういえば3Dのゲームはほとんどやらない中で、『三國志』『信長の野望』のゲームはちょろちょろ買ってきた。最近、光栄(ってKOEIか)のゲームも3Dを謳い文句にするやつが出てきていて「ふふん、そんな3Dになんかしなくていいのに」と思っていたが、そこで出ているゲームは出来るようになったのだろうか?
最新のゲームは『信長の野望【革新】』とかいうらしいが動作環境を見る。おお〜、動作確認済みのビデオカードの中にしっかり「NVIDIA GeForce FX5200」が入っているではないか。
もう一つ前の信長は?うーん、動作環境の中に「nVidia GeForce Fx」とあるが、これに5200も入るのかな?そう思ってそのゲームの体験版をインストールしたら出来た。ということで、そのゲームも出来るのだろう。
なんかそこら辺を見てると、最新ゲームの最低要求スペックがGeforceFX5200あたりなのではないかという気がしてきた。安定しているという話だし、これは結構良い買い物をしたのかもしれない。
げっ、「Shima」氏のサイトを見たらCPUのCeleron1.7GHzも悪く評価してあって、地雷としてけちょんけちょんに悪く書かれてるな(汗)。うみゅぅ。
まあでも考えてみれば今のパソコンを作ったときには高性能のパソコンを目指していたわけではなかったし(もっとも高性能なパソコン自体、作ったことないが...)、そういやあ自分でもこんな感想述べていたっけなあ...将来的にはPentium4にするつもりだったんだけど....
うぐぅ...2005年6月現在でもPentium4の2.0GHzとか2.26GHzとか2.4GHzは中古相場でまだ10000円以上するし。私のマザーボードで使える最高のCPU P4-3.06 GHzなんて中古相場で3万円だよ、おいおい。
Northwoodの製品はほとんど新品相場からは消え去ったというのになかなか値段が落ちない〜。今使っているCeleronは1年半以上前に6210円で買ったのにその値段を出してもほとんど上位のCPU買えないやんけ〜。
ということで、当分Celeron1.7GHzをオーバークロックで酷使する使うパソコン生活は続くのであった....
冷却しま〜す-ケースファンとHDDファンの導入 2005年春〜夏 構成 目次 |
5インチベイの状況は上から「引き出し」「HDDモバイルラック」「DVDドライブ」「引き出し」で4つが埋まってしまった。引き出しは単純な製品だけどここにあると結構便利なのだよん♪ |
先日、250GBのハードディスクをDVDバックアップ用に使い始めてから、HDDのモバイルラックを本格的に運用し始めた。製品はViPowER社のアルミ製2FANのもの(随分以前に買った)。
そして最近、余った5インチベイを引き出しにする製品を2つも取り付け、5inchベイが満杯になった。(最初は一つは実家用のつもりだったんだけど、装着できたし。ちなみに奥行きが結構ギリギリでもう少しでメモリにぶつかる所だった。)
こんなに詰め込んだら、ケース内の空気の流れとかが悪くなるのではないかと熱問題が気にかかり始める。特に内蔵のHDDも大容量化させたため尚更だ。
実際、HDDの温度を監視しているとXPのブートドライブ(内蔵2番目のドライブ)であるMAXITOR 160GBの温度が高い。6月始め時点で47度ほど。他のハードディスクは35度とかなのに。
ViPowER社のモバイルラックに入れているものなんて250GBだし、5インチベイが全部埋まっているしで温度が高くなりそうなものだが、目の付け所が良かったのだろう、モバイルラックがたたき売りされている中で、少し値段が高かったに違いない前後に2ファンつきの、しかもアルミ製を買ったので冷却効果が良いらしく、十分に温度が冷えているようで、それよりは内蔵HDDの方が温度が高くなっており、気になる。
HDDの温度と寿命はかなりの関連性があるというし、この1,2年HDDではトラブルに見舞われることが多くてちょっと神経質に成らざるを得ない。
ちなみにCPUは通常30度代だけどオーバークロックで、さらにCPUをガンガン使う(CPU使用率が高い)と40度代後半まで行く。これも更に気候が暑くなったら不安がある。
2番目のハードディスクの温度が40度代後半にまで達している。3番目のHDDはモバイルラックに入れているもので、このラックには排気ファンが2つついているお陰か、特に冷却を考えていないのに最初から低めだった。 |
ということで、今までは碌に冷却対策をしていなかったのだが、それを考えることにした。まず当然思いつくのはケースのファン。ケースにはファンを付ける場所はあっても標準ではついていなかったのだ。それからネット上を探してみるとハードディスク用のクーラーもあるのを知る。ハードディスクの片面につけるらしい。
で、まあパソコンショップに行く機会があったら、と思っていたのだけど、出かけついでにふと電気街に行ってみる気になったので、足を延ばす。
実はケースのファンはこの前に電気街に来たときに安売りしていたのに惹かれて衝動買いしようとしたんだけど、サイズが分からなかったので買うのを止めていた(←これ大成功、ファンにはサイズの種類が結構ある。汗)。
もっともお出かけの時には愛機を持ち歩いており、自分のケースのスペックが載っているページをきちんと持っていたので、愛機のデータを調べれば分かったんだけど思いつかなかったし、そもそもケースのスペックにちゃんとファンサイズが載っているのも知らなかった。
ともかくそれによると私のケースのケースファンのサイズは9cm角らしい。後は全く碌に調べもせずに店に向かう。
で、店で疑問がふつふつ。
90mmと92mmのケースファンの違いは? |
まずケースファンのサイズは6cm、8cm、9.2cm、12cmとかがあるらしく、9cmも確かにあるのだがなんか8cmと9.2cmが多い。この9.2cmってのはやっぱり9cmとは違う(別)ものなのであろうか?(9.2cmと9.0cm?)
店員に聞けば良かったのだが、見るからに若干サイズが違うようにも見える。結局これについては帰宅して調べたのだが、最初なかなかWeb上にズバリと載っているのが見つからず、「2ちゃんねる」に
「厳密に言えば92mmなんだが、説明するのも面倒くさいんで9cmって書いとけ」って、10年位前に死んだ父方の爺ちゃんが言ってましたよ。
という、非常に嘘臭い記述があるのを見つける。基本的に「2ちゃんねる」は情報源として信用しないので他の記述がないか探す。
とある会社のフィルターは同じらしいが、フィルターの話ではない。それにしても、もし互換性があり同じものに過ぎないのなら、同じ会社であればどちらかで統一しそうなものだが同じ会社のもので90mmと92mmがあるなら、どー考えても別物のような気がする....などと思っていたら....
あ、あった!パソコンショップ・T-Zoneさんのサイト
過去に「9センチ角」として表記していた名残だと思うのですが、実際には90mm x 90mmのサイズのケース用ファンは現在の市場には存在しません。90mm角、9センチ角と表記してあるファンは全て92mmです。なので92mm角とか92角と表現してあっても、実際は昔から「9センチ角」と呼ばれていたものと同記が変わっただけなんですね。
がーんがーんがーん。信じがたいが、ここまで断定しているのならば完全な確証があるのだろう。結構ショック。ネット上に情報が少ないのがショックだ。というか、ファイサイズというと80mmが一番標準的だからなのだろうか?
ただ実際、90cmと明記されている製品は多くなく、もし両者が違うならもっとトラブル報告・失敗報告が挙がってもよさそうだけど、そういう情報がないのは互換性が効くからなのだろう。だがこれは帰宅後に知ったこと。結局私は90mmと書いてある製品から選んで買った。
あーあ、DOSパラで買ったケースで9cmと書いてあったので、DOSパラでお店の人に聞こうかと思っていたのだけど、聞けば良かった。
パソコンはファンが結構うるさい。それがデジベルで表記されている。何デジベルだとどのくらいの音かなんて覚えていないが、ショップの店頭では親切にアドバイスの紙をつけている所もあるし、ネット上にもたくさん情報があるようだ。
でも参考程度で実際のところ、自分のうちでつけてみないと分からないよなあ、と思う。
●疑問3 ケースファンの回転数検知
ファンについている3pinのコード。一般にCPUには必ずクーラーの電源としてついていてマザーボード上にも意識して付けるのだが... |
現在、CPU温度もクーラの回転数も検知できるようになっており、マザーボードに付属のツールやフリーソフトでも大抵はそれらが検知できる。実家で買ったBTO製のパソコンは温度によってケースファンの回転数が変わるようだ。
私のマザーボードではそんなことが出来るとは書いていなかったが、まあ回転数検知くらいは出来るだろうと考えた。だがどうするんだろう?
店でのケースファンを見ると、電源から取り込む内蔵ドライブ用電源コネクタ(大)と3-pinっぽいコネクタの線が出ている。これがセンサーだろうか?マザーボードにそれを差し込むところなんてあったっけ?私がたくさん試したSlot1、Socket378の頃のマザーボードには確かにあった。だが、今のマザーボードはよくいじくるがあまり基板を見ることはないので覚えていない。
●疑問4 ファンの電源は?
HDDのクーラーファン製品もあった。が、ケースファンにせよ、HDDクーラーにせよ、電源はどうするのだろうか?これについては内蔵ドライブ用電源コネクタ(大)のコネクタがあるのを気が付いていたが、さてはて、私の電源にはそのコネクタが4つしかなく、既に内蔵HDD2つとHDDモバイルラックとDVDドライブで埋まっている。
がよく見ると、多くの製品でファンのコネクタはオスメスの両者がついている。なるほど、流石考えられていて電源分岐アダプタも兼ねている製品が多いようだ。
まあでも、内蔵ドライブ用電源コネクタ(大)の分岐ケーブルもジャンクで安売りしているみたいだから、一本ぐらいは買っておくか。
電気街の中、J&Pの4階に自動販売機と2人掛け椅子が置いてある休憩場所があるので、そこへ行って一休み。
で、愛機を持ち出してまずは自分のマザーボードのマニュアルのPDFがパソコンに入っているので読む。(このPDFは無論、MBのメーカにあったものだ、モバイルパソコンを持っているなら自作パソコンのMBのマニュアルくらいはDLとして持っておくべきだろう)
うむ、マザーボードのマニュアルを見ると、CPU電源の3pin以外にも「Chassis Fan」なるコネクタがあるな。 |
そうするとCPUファンのコネクターと共に「Chassis Fan」なるもののコネクタがある。なんだ?「Chassis Fan」って?
で、こういうときこそ昨年導入したPHS。ネットに繋げたいが為に基本料月1000円の「安心だフォン」コースに入っているのだ。(ちなみに裏技で相手先をどこでもかけることが出来るようにしている、興味ある人はネット上で調べると良いだろう。)
PHSをパソコンに繋いでDAL接続。早速調べる。
EnjoyDOS/Vさんのページの記述
Current CPU Fan Speed Current Chassis Fan Speed : マザーボード上にあるファンコネクタに接続したファンの回転数を表示します。「パソコンの仕組み」さんのページの「自作パソコン 組立方法」
ケースファンから伸びている電源ケーブルを、マザーボードの「Power FAN」とか「System FAN」とか「Chassis FAN」と表示されている3ピンのコネクタに接続します。
うむ、流石素晴らしい。明らかに探していたものである。上記のコネクタに、ファンから出ているちっこい3-pinのコネクタを繋げれば回転数が検知出来るのだろう。
左がケースファン。シャシーファン(Chassis Fan)とも言われる。というか英語ではそういうらしい。右がハードディスククーラー。クーラーといっても実際には金版とファンである。 |
購入もJ&Pで全部揃うことが分かったので、そこで買う。まずケースファンはScytheという会社の「鎌風の風90」。なんとツマミで回転数が調整できるのだ。これならどのくらいの回転数、デジベルがいいのか分からない私にはぴったりだし、こういう柔軟性のあるというか、両刀使い的なパーツが私は大好きだ。(そういうパーツが良い品とは限らないのだが.....)
もっとも本当は前述のように92mmファンでも良かったみたいだから、その視点で選べば選択範囲が広がったのだけど....
で次にHDDクーラだが、気が付かないうちに同じScythe社のものを買っていた。これは単純に安さに惹かれただけ。
後はジャンクで200円もしない分岐電源ケーブル。
さて帰宅後、しばらくして付けようと試みる。
が、やっちゃった〜、HDDクーラーを付けたHDDがケースに入らない〜。
HDDクーラーはハードディスクの裏面に取り付ける。ケースによってはハードディスクの厚みが制限されているため、取り付けることが出来ないのに注意。加えてたとえ付けられても上下のドライブと干渉する可能性も高い。 |
HDDクーラにネジで取り付けると、HDD周辺部の厚みがまし、私のケースではHDD自体がつかえてしまうことが判明。これは私のケースがネジ不要で簡単にHDDを取り付けることが出来る使用だからなのかも。すなわちそのために、HDDの上下が固定されるようにぎりぎりな形で作ってあり、クーラの金版の厚み+ネジ山1,2mmが増えただけで入らなくなるようだ。
最初、上下を固定しているのが出っ張った平たい金具なので、手とペンチで強引に開き、少し入りそうな感じにまでしたが、結局奥の方でつかえてしまう。
だがそれ以前に、3.5インチ内蔵ベイ3スロットのうち、真ん中に着けようとしたら、下のHDDがどーにもこーにも入れられないことが判明。
既に購入時、「下側のスロットは使えなくなります」と書いてあったのだが「私のケースは結構広かった気がするのでなんとかなるかな」と思っていたのだが滅茶苦茶甘かった。しかも見るからに分厚いの選んでいるし。
3スロットのうち、一番下にはつけてもあまり冷却効果がありそうにない。一番上にはそこと真ん中の間に棒金具があってクーラが入るのを邪魔をする。棒金具を千切ろうとした寸前まで行ったが、そこまでは止めた。
う〜ん、1000円もしなかったとはいえ悔しいと思っていたが、そういえば3.5インチ内蔵ベイは3スロットあるのだから、クーラーをHDDには取り付けず、上下スロットにHDDをつけて、真ん中にクーラーを付ける、というか置いてみてはどうだろう?と思ったら.....それでグッド。ノープロブレム!(具体的には後の節を参考のこと)
やっぱりマイクロATX(Micro)じゃなくて、普通のATXを買って良かったなあ、と思う今日この頃(ミドルタワーだけどね)。
ケースファンの回転数が可変だと述べたが、そのツマミはPCIスロットに取り付けられるようになっている。これがそのつまみ。 |
3.5インチベイに取り付けることの出来る排気ファン。広い上面から吸気して前面より排気する。1000円〜1500円。この類の製品は意外になくて、この一種類しか見あたらなかった。この製品、実は回転数を変えられるようになっているが、そのツマミが前面の中央にある。なかなか凝った作り。 |
ということで上の製品を適当に取り付けた結果、一番気になっていたハードディスクの温度が2〜3度下がった...ような気がした。
とりあえずそこで一旦は満足したのだが....
だが次第に気候が良くなるにつれ、ブートドライブのHDDが43度ほどになってしまうのだ。しかもMIXIなどの情報を聞くと、やはり私のハードディスクは少し高めのような気がする。
細かい話は省くとして、とにもかくにもまずケースファンは2500rpmが最大回転数のものでは飽きたらず、最高3800rpmのケースファン上記上位製品を購入。
加えて3.5インチベイに取り付ける排気ファンも買った。
で、それらを取り付けたのであるがやっぱり温度があんまり変わらない。
いろいろ唸っていたら、とんでもないドジをしていたことに気がつく。私は電源ファンがケース全体の排出ファンを十分に兼ねていると思いこんでしまい、 ケースファンを吸気方向、すなわち筐体に空気を入れる方向につけていたのである。
マイクロソフトの
http://support.intel.com/support/processors/sb/CS-020031.htm
を見て排出ファンが電源部分だと思いこんだせいもあったのかもしれない。
ところが、今日いろいろいじっているうちに
よくよく電源を見ると、電源にはどー考えてもケース内の空気を十分に取り込む穴がほとんど開いていない。
そこで全く調べていなかったことに気がつき
慌てて「ケースファン 方向」でgoogleで調べたところ、メーカの説明では
http://www.owltech.co.jp/support/case_fan/fan_manual.html
とか、個人の方の実験では
http://www008.upp.so-net.ne.jp/m_nis/silent/mypcway_silent_02.html
とか....
が見つかり、明らかに私のケースファンの取り付け方は逆向きだと判明。
流石に私といえども、排出するところがないのに 吸気だけしてれば良いとは思っていなかったんで、 電源部分を排気ファンを兼ねると 思いこんでいた過ちだが、なんともはや。
で早速ケースファンを排気として取り付けてみると...下がる下がる〜。大体35〜37度までハードディスクの温度が下がってくれる!
今回、温度対策を考え始めたのはハードディスクの温度が47度に達していたからであったが、結局ベイの取り付け位置や各種の冷却ファンの導入により、ハードディスクの温度を10度も下げることが出来たわけだ。
基本的構想は後部の排気ファンと3.5インチベイ用排気ファンでガンガン内部の空気を出し、吸気はケース前下部の穴から行う。ケースの構造上、吸気ファンは付けられないが、ケース前下部以外には吸気出来るところがないので、自然とそこから空気が入ることになると思われる。
これが私のパソコンのエアーフロー図(雑だけど)。水色のところがファンのある部分だが、基本的にファンは排気に利用しており、排気は赤矢印のように出ていく。あとはほとんど密閉しているため、青色の矢印のように前面下部より吸気される。 |
空気が入るケース内部の箇所はちょうど内蔵HDDドライブの1台目(下)と2台目(上)の間であり、この間には3.5インチベイが一つ分あいている。ここにはHDDに装着できなかったHDD用クーラを置き、上側のハードディスクの下面に外部から入ってきた空気が中たるようにした。
前図で隠れているファンを引っぱり出したところ。ハードディスクと入れ違いに赤い個所に入るようになっている。下のHDDクーラはHDD間で空気の流れを作り、またそのことで前面部からの吸気を促している。 |